ご挨拶
神奈川県における加盟団体並びにハンドボール愛好者をはじめ、お世話になっている地域や関係 の皆様には、日ごろ当協会の活動にご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
神奈川県ハンドボール協会(英語表記略称:KHA)は 1948 年(昭和 23 年)に保坂周助・初代会 長のもとで産声を上げました。1950 年代後半に 11 人制から 7 人制による室内ハンドボール競技へ と変貌を遂げ、当協会の運営も、第二代・若崎重富、第三代・斎藤達也、第四代・佐分正典各会長に 連綿と受け継がれ、今日に至っております。
我が国では、1922 年(大正 11 年)に学校体育教材として導入されて以来、学校体育団体等(中 体連・高体連、学連など)が組織化され、大会運営や競技力の向上を担ってきました。各学校では 「部活」の名のもとで普及・継承が図られ、「顧問」がキャリアの有無に関わらず、指導・監督・引 率などを献身的に行い、その活動を支えてきました。
近年、教員の働き方改革などの動向もあり、「部活動の地域移行」に係る論議が行われていますが、 学校であれ地域であれ、子どもたちがよりよい環境の中で育まれるよう期待します。誰もがスポー ツから「引退」することなく、生涯にわたって、体を動かし、心地よい汗を流し、仲間や家族、地域 の皆さんと豊かなコミュニケーションを図り、成長し続けてほしいと心から願います。